今日のMRR。
再び登場するジェイとステルスの話でしたが。
実に良い話にまとまっていますね。
まず浜辺で何かを探している太陽。それがジェイ。
ジェイもサバイバルナチュラル? だからこそ、災害の起きる場所が分かってそこにガラゴロを連れて行くことが出来た?
記憶喪失の可愛い顔のジェイ。実に善良な顔をしていますね。
長官による、MRRがジェイを引き取る、という驚きの提案。
荷物運びを手伝うジェイ。お礼の巨大おにぎり。この非常識なサイズが良い演出です。
そこから食堂でジェイについて話し合う子供達につながっていく、とても上手い展開。ジェイを避難する者達。太陽の語る不安の話。それを聞いているご飯粒を付けたままのジェイ。
誠に声を掛けるジェイ。自分の過去を知る誠から聞き出したいわけですね。
「でも、その前に、口のまわりのものを拭け」という台詞が人間味を感じさせて泣かせます。
ジェイに関するマシンロボ達の会話。プログラムされた模範解答、という言葉が染み入ります。
過去の自分の記録を見るジェイ。そして、レッドコマンダーで飛び去るジェイ。悪党だったオレに出来る最後のこと、それがステルスを助けることだというジェイ。この贖罪の意識が泣かせますね。
ジェイを追いかけて出場する子供達。
サポートに来るジャイロ。
コマンダーロボの心意気。不可能を可能にすると言い切るマシンコマンダーロボの人間くさい魅力。
ステルスを確保。しかし岩が崩れてピンチ。それでも無事脱出に成功。良かったと思いきや、そこにガラゴロの襲撃。空を飛べるジェットとジャイロが立ち向かいます。
救出されたステルスの表面のくすみ具合の表現がとても良いですね。こういう風に、質感を上手く使う表現を、やらないのか、出来ないのか分かりませんが、やろうとしないアニメが多い中、本当にこの作品は気持ちよく表現してくれて嬉しいです。
全部思い出したジェイ。
「おまえはでザスターの戦士だ」と言われて、昔のジェイに戻るかと思わせながら、「おまえ達に騙されていたんだ」と叫ぶジェイ。ここはとても泣けます。
映像的には、ステルスの顔の上に乗るジェイ、という構図が、スケール感、存在感に満ちた良いシーンですね。巨大ロボットの巨大感をこういう風に上手く描いている例はあまり多くないと思います。
落下するジェイを追って、自分もダイブする太陽。無茶ですがこうでなくちゃMRRじゃない、という感じですね。
しっかり手をつなぐジェイと太陽
マシンコマンダーロボの「2次災害無し」のあとカメラが後退すると、手をつなぐジェイと太陽が見えるというのは、技術的にも演出的にも非常に良いシーンです。
と~のは、こうやって自分の気持ちを取り戻したジェイを応援しています。
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